聖闘士星矢の映画を観た
麺類です。
昨日のレイトショーで、映画『聖闘士星矢 The Beginning』を観ました。
Twitterでなんか書いておけば後で日記のネタになるかなと思っていたんですけど、
なんか部分部分を褒める感じのが散発していて、微妙に使いにくいせいで時間がかかりすぎて
寝落ちしてしまって完全に賞味期限切れたので、いったん全部バラしてブログにしました。
聖闘士星矢の映画として十分以上に楽しい映画だったと思います。
これで実写ガーってバカにするのはちょっとどうかしてると思いますね、アレンジの方向性が合わなかったとかでない限りは。
アクションもビシバシキマっているし、
ストーリーも、運命と向き合って聖闘士として目覚める星矢とただの少女からアテナに目覚めるヒロイン……
というシンプルなもので理解しやすく芯が通っているし中だるみしないのもあって、
全体通して安心して観れる作品でした。
個人的には修行シーンがすごく長く感じて、振り返ると別に言うほどじゃないはずなんですけど
「長く感じるけど言うほど退屈じゃない、絵面がリッチだから?」みたいな不思議な感じ。
東映特撮だったら採石場に小物置いて観客に異空間感じてくださいねを押し付ける所だろうな~みたいな、その点はちゃんと作ることの強みをひしひしと感じるところでしたね。
まあリッチとはいえ全てではなくて、飛行機室内セットの窓から見える外の景色がボヤかし風景ハメ込み合成すぎてちょっと笑ってしまった、みたいなお茶目もあるので安心もしましたけど(何の安心?)
あと真剣佑の肉体と顔の良さがすごい良い。
映画一本分、ずっとそれで持たせている面があるといって過言ではないくらい良いです。
特にクライマックスでは、衝撃波で服が吹き飛んで上半身裸になった姿がバキバキのバキに仕上がっていてため息ついてしまうくらい格好良かったです。
真剣佑、海外のムキムキマッチョメンと並んで「比べると小柄だけどそれにしては肉体仕上がってるアジア人」という方向の世界中の需要を満たしてほしい。
真剣佑に比べるとヒロインがちょっと弱く感じて
特に覚醒後はウィッグつけたコスプレの人みたいな印象になってしまったのはあれなんですけど、
素を残した星矢に対して変身しっぱなしみたいなものなので仕方ないのかなとも思いますね。
海外の彫りの深い俳優がアニメウィッグ付けてもやっぱりコスプレの人になってしまう、アジア人だからダメなわけじゃないんだなぁという気付きもありましたね。
たぶん本当に別物のようなオーラを出したかったら肌の色ツヤツヤにしたり常時発光するみたいなマーヴルの人みたいにしないと保たないんだと思います。