白爪草を観た
麺類です。
あの有名Vtuber電脳少女シロちゃんが主演ということで話題沸騰(しているか?)の『白爪草』を観てきました。
映画を観に行って、街に出たけど突発だったから誰とも会わずそのまま帰ったてだけの話なんですが
問題は上映館が、池袋HUMAXシネマズor109シネマズ大阪エキスポシティのみというなんじゃそりゃな構成って点で……
そのために名古屋くんだりからえっちらおっちら快速を乗り継いで行きましたわよ……
地元駅の出発時間はこれよりさらに前になるんだから嫌になりますね、まあ新幹線使えば?って言われたらそれはそう
新幹線ありだと2時間は早いですわ、新幹線最高!一番好きな交通手段です。なお交通費は倍以上になる模様
映画観るためだけに往復14k越えはちょっとNO
所要時間3時間、正直ギリギリいけなくはないレベルという印象がありますね。
それでまあ、普通にトラブルなくたどり着けたので観ました。
電車で揺られて"西"までやってきたけど、エスカレーターの"流儀"に反応するのが遅れてヨソモンであることがバレたからここで始末されるかもしれない、みんな今までありがとうな……
— Mì ống mì (@realMenruiPasta) 2020年9月26日
トラブルなくたどり着けたので……
バスが近いと思って公園南口で降りたら、エキスポシティへ道路を横断して行く方法なくて笑った google mapがポンコツ
— Mì ống mì (@realMenruiPasta) 2020年9月26日
昔のRPGみたいな目の前の城に行くために川を渡るために大回りするみたいな動きを強いられている
— Mì ống mì (@realMenruiPasta) 2020年9月26日
万博記念公園広すぎるのでは???
— Mì ống mì (@realMenruiPasta) 2020年9月26日
トラブル無くたどり着けたので!
映画を観ました。
— Mì ống mì (@realMenruiPasta) 2020年9月26日
ネタバレするのも何なので、内容に踏み込まない範囲で感想などを。
念の為区切っておきます
最初に思ったのは、ずいぶん予算に優しそうな仕組みの映画だなと感じたこと
シロちゃんのモデルはベースがいつものに衣服だけ変わったようなものだったし、そもそも一つの部屋の中で完結するし、登場人物がシロちゃんとシロちゃんの二人だけで、他の出演者も声だけだったし。
でも邦画においても、一軒の家の中で完結するホラー映画ってよくある(最近のヒット例:カメラを止めるな!)し、それそのものは制約上でうまく作ったんだな~という感心ポイント。
気になったのはその構造上、一人の語りによる進行が大部分を占めてしまうことでやはりちょっとだいぶ途中はダルい箇所があった。
双子の妹と姉の演じ分けはなかなか味があって個人的には好きだったけど、シロちゃんの声自体が好きな人じゃないと語りをひたすら聴くのはしんどい人も出ちゃうだろうなと思った。
蒼は優しくいつものシロちゃんぽさがあったの良かったし、紅は影を持った†闇†の時のシロちゃん感がありどちらも好き。 だけど、そこが好きかどうかでだいぶ評価が分かれるポイントかなという感じ。
「Vならではをしよう」というような力んだ作品にはなっておらず、ワンアイデアのサスペンスものとしてしっかりと自立していたのは良かった。
ただその「ちゃんと映画だった、実写の作り方で出来ていた」ことと表裏一体で「でも、Vである必要性は無かったよな……主演が電脳少女シロであること以外には……」というちょっとびみょい部分も……
電脳少女シロであるということについては
狂気を語りで開示していくサスペンスであるという前提に立つと、シロちゃんの声色ってまー結構フィットするというか、相性がいいんだなーというのは感じるところで
当て書きなのだから当然だけど、シロちゃんの魅力をたっぷり伝えるに足る映画ではありましたね。
普段の動画でたまにやる、狂気っぽいのを滲ませる演技モードのシロちゃん。
あれはいつもはネタの範囲でやってる感じだけど、実際に映画としてパッケージしても通用すると分かったのは、シロちゃんを好ましく思っている一人としてはだいぶ嬉しかった。
シロちゃん、今回みたいな特殊な映画だけじゃなくて、狂ってしまったAI頭脳の役とかで実写の映画とかで採用されると良さげかなみたいなことを今は思いますかね。
ほらシロちゃんって英語ペラッペラだしいけるよ いける? 行ってほしい
でまあ、結構映画そのものも楽しめたし、実際に観ることでモヤモヤした気持ちも晴れて納得を得られたし、
往復の7000円強・移動時間6時間超をかけて観たことを差っ引いてもトータルでも良かったかなという感じでしたね。
パンフレットは買えなかったけど。
残念ながら売り切れていたんですよね、パンフレット
できたら電子版で頒布してほしいなぁという気持ちがある。
ストーリーの補足とか、描写されなかった設定とか書かれてるんでしょ?
主人公の双子はほぼ理解できるんですが、カウンセラーの女性の情報が意図的に伏せられているせいで全然わからんという感じで、その謎とかについてどこまで言及されているのか気になって気になって仕方ないんですけど……売ってくれないかな……
という感じで、割と充実した土曜日を過ごすことができたのでした。
楽しすぎて最後調子乗って「いやー言うて運動自体はそんなしとらんし歩くかー」てやったので今めっちゃフラフラでこの記事を書いているんですが……
ハァッハァッ pic.twitter.com/IQWUkomArT
— Mì ống mì (@realMenruiPasta) 2020年9月26日
以上です。