映画を見ました
女性の権利とか、恋愛の自由とか
僕自身には特段の主張は無いし、これが観たかったというよりはとにかく何でもいいから映画が観たかったから観たんだけど
映画を観たな~って気分
主人公の女性がとにかくタフでエネルギッシュで
恋愛に奔放で楽しかった
元になった人や出来事のことは知らなかったけど、ある種の時代だったんだろうなぁというのは理解できた
おそらく、この映画のターゲットは1970年代アメリカで青春を送っていた現在は60代前後の女性で
そういう人にはこの映画はピンズドなんだろうなと思った
メッセージ性というよりも、その当時の青春時代の再放送というか
熱狂の時代を思い出させるような、そういう映画なんだと思う
だからというか、僕なんかは観ていても、
映画として面白いから楽しいけど、どこか動画を再生しているような感じで
生じゃないというか、ぐわ~っとは来なかった。
だから「映画を観たな~」って気分になったんだと思う。
過去映像に繋げるドキュメント風のドラマを組み立てた映画は、「15時17分、パリ行き」以来に観たけど
元になった出来事を知らない人でも、いかに楽しませるか、楽しめる作りになっているかが重要なんだと思う。
パリ行きは、あの連中のヨーロッパ旅行が楽しそうでめちゃくちゃ親身になってきたところでいよいよの事件に突入するのがすごく良くて、
その事件そのものを知らなくても、「こういうヤツラが勇気を振り絞ったんだな~」って、いい後味で家に帰れるというか
そういうのが良かった。
今にして思うと、その時とテンションが近い気がする。
そのいい気分で帰りながら、そのうち見ようと思っていたえのろけらじおを聞きながら歩いて帰った
映画について語る兄ちゃんたちの話を聞きながら
面白い映画、つまらない映画、いろいろな映画があって、観た人は何かを持ち帰って日常に戻るんだけど
まず映画があって、なんだろうなぁ
みたいな
映画って本当に素晴らしいものですね
みたいな感じの気分